「英語力が伸びない。どうしたらいい?」という相談を友人からされることが多いのですが、彼らに共通している問題は一日の学習時間がコマ切れで短いことです。
コマ切れの時間を組み合わせた(1日30分程度の)英語学習の一番の問題は、成長のスピードが遅すぎることです。これでは成長実感を得られるまでにとても時間がかかります。
成長実感がなかなか得られない場合、多くの人はやる気を維持できないので、学習そのものを辞めてしまいます。
過去の私も「書店に行っては英語の書籍を買って、通勤電車で少しづつ読み、いつしか学習したことを忘れて、また書店で目新しい本を買う・・・」ということを何度もしていました。
過去の私がコマ切れの非効率的な英語学習から脱出しTOEFLの点数を47点から83点まで伸ばすことができたのはプログリットの英語学習コーチングのおかげです。
このブログではプログリットのサービスを体験した感想や、効果があった英語の学習方法をお伝えしています。もしあなたが少しでもプログリットを検討しているのであれば本文の内容が役に立ちます。
私がプログリットを利用した当時はプログリットはまだTOKKUN ENGLISHという名前でした。(18年にブランド名がTOKKUN ENGLISHからプログリット変更)しかし最近プログリットを利用した友人の話を聞くに、基本的にサービス内容に大きな変化はないようです。(参考:プログリット公式サイト)
目次
私がプログリットに行った理由〜MBA留学の基礎固め〜
私がプログリットを利用した理由は「MBA留学の基礎固め」としてです。MBA留学で欧米の人気校に行くには、TOEFL iBTという120点満点の英語の試験で100点以上のスコアが必要とされています。
最初からMBA留学を専門に扱っている学校に行く(例えばアゴスとか)という選択肢もあったのですが、私がまず最初にプログリットを選んだのは理由がありました。
英語の基礎を固めるためにプログリットへ
留学を専門にしている学校では、英語学習の基礎についてあまり丁寧には教えてくれません。それも当然と言えば当然で、一般的にMBA留学に行きたいと考えるような人たちは優秀な人が多く、殆どの人は英語の基礎は出来ています。
当時の私は「MBA留学で欧米に行きたい!」という夢はあったものの、始めて受けたTOEFLのスコアは40点と散々たる結果で、いくらか勉強したあとも47点にしかなりませんでした。
私は「英語の学習方法から根本的に変えていかないとスコアを短期間で上げるのは無理だ」と感じ、藁にもすがる気持ちでプログリットに行きました。
もちろんTOEFLの対策は2ヶ月では完了しませんでしたが(TOEFLはそんなに甘くない)プログリットで学んだ効果的な学習方法や生活習慣などは、卒業後のTOEFL学習にも大変効果がありました。
私がプログリットに行った2017年ごろはTOEFL iBT専門のコースはありませんでしたが、事情をコンサルタントの方に話してカリキュラムを組んでもらいました。18年にプログリットでもTOEFL iBTコースがスタートしました。>> プログリット公式サイト
プログリットの感想・効果1|1〜2周目は血を吐きそうになる
プログリットを初めた最初の週は学習時間の確保に大変苦労します。
血を吐きそうになるというのはもちろん誇張ですが、社会人が一日の中で3時間を確保するのは至難の技なので、私もそうでしたが多くの人が夜遅くまで英語の勉強をしようとします。
しかし夜遅くまで勉強をすると睡眠時間が短くなり睡眠不足に陥ります。睡眠不足になると頭が朦朧として勉強の効率も落ち、成長スピードが落ちるという負のスパイラルにはまります。
コンサルタントの方もそのことは良く分かっていたようで、二週目には生活習慣の見直しが行われます。
プログリットの感想・効果2|就寝時間を決めテレビも捨てた
私がコンサルタントに言われたアドバイスで最も効果があった生活習慣の見直しは「就寝時間を決めること」です。
たいていの人は就寝時間を決めないと、深夜まで作業をしてしまいます。2、3日ならなんとかなるのですが、これが一週間とか二週間続くと体に限界がやってきます。
そのスパイラルを回避するには、一見すると「まだできそうじゃない?」という時も時間を決めて寝るということです。こうすることで常に決まった時間に起きるリズムができ、睡眠の質も向上します。
それから「帰ってからテレビを見るのもやめましょう」というアドバイスも貰ったので、私は自分の判断で思い切ってテレビを捨てました。(正確には友人にあげた)
テレビが無いと困るのでは?と最初は思いましたが、ネットがあればテレビなんかなくても生活に支障はありません。それにテレビってつけると面白いのでつい見てしまうんですよね。
今はさすがに部屋にテレビはありますが、つける時は本当にたまーにつける程度なので、この時の習慣が今も続いています。
プログリットの感想・効果3|シャドーイングで音声知覚を鍛える
TOEFL iBTで一番難しいのは間違いなくリスニングです。TOEFLのリスニングは音声が長く、そして大学の講義を想定しているのでかなり難解な単語が出てきます。
またリスニングは他の科目よりも点数の伸びが遅く、成長するのに最も時間がかかるだろうということから、初日から力を入れて勉強を開始しました。
私はプログリットに行く前はとりあえずリスニングの教材を電車の中で一日20分くらい聞いたりしていましたが「それではリスニング力は上がりませんね」とコンサルタントからはっきり言われて、すぐに止めました。
代わりに一日一時間のシャドーイングを自宅ではじめました。シャドーイングはリスニングにおける最初の段階「音声知覚」を鍛えるためのトレーニングです。
- 音声知覚:特定の音を英語として聞きとること
- 意味理解:聞いた音を特定の意味に変換すること
リスニング力を鍛えるには私達がどういうふうにリスニングをしているかを最初に知る必要があります。通常私たちはリスニングを行う際「音声知覚」と「意味理解」の2つのステップを踏んでいます。
音声知覚とは、例えば「アナッポウ」という音を聞いた時に、音自体の「アナッポウ」と頭の中の知識が結び合わさり「たぶん、An apple、 のことかな」と思う部分です。
次に「An apple」を自分のもっている知識と組み合わせ「りんご」という意味を当てはめます。これが「意味理解」のステップです。人間の脳は仮に知識が無い場合でも、何か類義語を想定したり、なんとか意味を探しあてます。
こうすることで、私達は英語をリスニングできている状態になるわけです。そして多くの日本人は最初の「音声知覚」が出来ていませんので、音声知覚を鍛えるために(自動化するために)トレーニングとしてシャドーイングを行います。
稀に幼少期に海外に住んでいた人などが「音声知覚はできるが、意味理解ができない」という症状に陥ります。そういう人は単語、熟語、文法などを学習して知識を増やすと一気にリスニング力が上がることがあるそうです。
プログリットの感想・効果4|初日~2週目までのまとめ
プログリットを開始した初日から二週目が終わるくらいまではかなり精神的にも体力的にも負荷がかかります。私も一周目はかなり無理をしていたので会社ではけっこう眠かったです・・・
ただ担当のコンサルタントへの日々の報告や「今日も頑張りましたね」というLINEへの返信が、初期のころは非常にはげみになります。もしコンサルタントがいなければ、あんな風に自分を追い込むことは難しかったと思います。
もしあなたが英語学習に挑戦する気持ちを持っており、あと少し背中を押して欲しいと思っているならプログリットは検討するに値するサービスです。
プログリットが人気になりすぎて無料カウンセリングが中止になったりすることは無いとは思いますが(ただ実際、プランの値上げはあったようです)少しでもプログリットに興味がわいたなら、公式サイトから面談を予約して無料カウンセリングを受けてみて下さい。
>> プログリット公式サイト
このブログの使い方
私がプログリットで学んだ英語学習の方法については下記のステップで読むことをおすすめします。ステップ1は飛ばしてもらっても構いません。